必読!用意するべき採用ツール一覧
多様化する採用活動に欠かせない採用ツールは、多岐に渡ります。
選考フローと目的に応じて、アナログとデジタルツールを使い分けることで、採用活動をより効率よく進めることができるようになるでしょう。
1. 採用ツールとは
採用ツールとは、企業が採用活動を行う際に使用するツール(道具)のことです。
求職者に自社を紹介し、入社してもらうためのコミュニケーションツールと言えるでしょう。
具体的には、採用サイトや採用パンフレット、採用動画、自社SNSなど、種類は多岐にわたります。
2. 採用ツールが必要とされる理由
まず、自社の情報をわかりやすく伝えることができるようになるでしょう。ツールの特性を活かすことで、合同企業説明会では会社紹介動画を放映して求職者の記憶に刻み、個別企業説明会では採用パンフレットを渡して理解度を深めるなど選考フローに合わせて採用ツールを使い分けることができます。
次に、採用ツールによっては、応募者情報を一元管理できるのがメリットでしょう。応募者情報は全て採用ツールに保存されるため、社内で情報を共有することができます。社内でデータ共有できることで、採用担当者の工数が減り、選考に集中できるようになり、効率的に採用活動ができるようになるでしょう。
スマホやタブレット、パソコンなどでオンラインツールを使うことで採用スピードは確実に上がります。また、効率よく採用活動を行うことで、優秀な人材を見つける時間を多くとりやすいというメリットも生まれます。
最後に、応募者対応が行いやすくなります。採用活動中の業務は実に多岐にわたります。会社説明会の準備、応募者へのメールの返信、質問への回答、面接時間の設定など様々な面で対応しなければいけません。しかし、個別対応には時間がかかるので非常に大変な上、人為的なミスで見落としてしまうことがあります。
採用ツールを使うことで、応募者への対応がスピーディーかつ抜け漏れなく行えるようになります。情報をまとめて保管することで、抜け漏れを防ぎ、メールの見落としなどのミスを防ぐことが可能です。
3. 絶対に用意するべき採用ツール《アナログ篇》
■採用パンフレット(会社案内)
できれば採用情報に特化した内容で制作するのが望ましいです。掲載内容は毎年最新のものに更新し、求職者と顧客では読み手の目的が違うため、顧客向けや一般消費者向け資料の使いまわしは避けましょう。求職者の興味のある先輩社員の1日の過ごし方などの情報を記載するのもよいでしょう。会社のホームページ、採用サイトにアクセスすれば情報は閲覧できますが、説明会などの場で自社を説明する資料を何も渡さないのは数多くの他社に埋もれてしまうのでNGです。
説明会の受付でパンフレットを配布し、開始時には参加者全員の手元にある状況がベストです。二次元バーコードを掲載し、会社サイトや動画閲覧への誘導にも活用できます。
■採用情報掲載誌
大学生向け、高校生向けに発刊されている求人情報誌に情報掲載を行うのも有効です。また、新聞、折り込みチラシ、フリーペーパーなどへ求人情報を掲載するのもよいでしょう。フリーペーパーは駅やコンビニなど人目につきやすいところにラックが設置されており、手軽に手にとってもらえるメディアです。
■会社説明会 投影用資料
説明会に参加してくれた入社意欲の高い求職者に対して、会社の魅力を伝えられる重要なツールです。自社の強みや業界でのポジションなどを、写真や動画、数字でわかりやすく客観的に説明できる資料作成が求められます。
■ブースセット
壁面タペストリーは、合説ブースの広い壁面を最も有効的に使える装飾ツールです。壁面に大きく掲出することで、通りがかる求職者にアピールができるでしょう。また、パイプ椅子カバーは、必ず求職者の目に留まる重要なツールです。企業メッセージやロゴが椅子にあるだけで、興味を持ってもらえる可能性が高まります。ただのパイプ椅子のままだとどうしてもブースそのものが活気無く見えてしまうため、積極的に取り入れましょう。
4. 絶対に用意するべき採用ツール《デジタル篇》
■採用サイト
求職者がWEB上の情報で企業研究を進めることも日常的になってきた今、採用サイトは必要不可欠になっています。企業サイト(コーポレートサイト)とは別に採用サイトを作成し、経営理念や事業内容のほか、採用職種の具体的な仕事内容、仕事の魅力、先輩社員の紹介、研修制度やキャリアステップなど、自社の魅力を総合的に伝えている企業も数多くいます。情報の更新も随時可能なため、常に新しい情報を求職者に伝えることができます。また、求人検索エンジンやSNSなどと連動させて導線をつくり、採用サイトに誘導するなど、見てもらえる工夫を行うことも大切です。
■採用動画
経営者からのメッセージや、社員の日常の1日を追う動画、社内の雰囲気を紹介するWeb会社見学など、それぞれの目的に応じて印象的に伝えることができるのが「採用動画」です。言葉だけではなかなか伝わりにくい会社や社員の雰囲気を、視覚的に求職者に伝えることが可能です。説明会以外にもサイト上で公開できるなど、さまざまな活用方法があります。
■自社SNS
近年多くの企業が取り組むのが、ソーシャルリクルーティングと呼ばれるFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSを採用ツールとして活用する方法です。求職者とタイムリーかつ親密に、気軽にたくさんコミュニケーション接点を持てます。まず企業を知ってもらうための企業情報や採用情報の発信、求人媒体(WEBメディア)との連携など多様な目的に活用できるでしょう。ぜひ自社アカウントを開設してみましょう。
■求人検索エンジン
一括でWeb上の求人情報を検索できる求人情報専門の検索エンジン(Indeedなど)は、多くの求職者に情報を届けられます。求人検索エンジンは無料で掲載できるものもありますので、活用しない手はありません。また有料の広告を利用することで自社求人の露出度を高めることも可能です。
5. まとめ
いかがだったでしょうか?ぜひ自社の情報を魅力的に伝えて採用活動をスムーズに行うためにも、目的に応じて最適な採用ツールを活用してみましょう。
また、かがわ採用ナビでは、香川県内の企業の採用サポートを実施しています。
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など、些細なお悩みでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。