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知っていましたか?高卒採用の基本ルール

新卒採用

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人材不足により大卒採用は大企業を中心に競争が激化してきています。そこで近年注目されてきたのが「高卒採用」です。しかし、高校生は大卒、中途採用とは違い、未成年ということから本業の高校生活に支障が出ないよう、細かなスケジュールや様々なルールにより守られています。今回のコラムではこの高卒採用の基本ルールを詳しく紹介していきます。内容をしっかり理解し、正しい採用活動を行いましょう。

1.高卒採用のメリット

まず高卒採用の利点として、大卒採用よりもローコストで人材を確保できる点が挙げられます。高卒人材の特徴として、実家から通うケースが大半なので地方拠点の強化を考えれば高卒人材は最適です。基礎知識の面では大卒新入社員には劣りますが、早期に経験を積ませることで大卒新入社員と同じ年齢になるころには、大卒新入社員よりも会社の戦力となることは間違いありません。

2.高卒採用の流れ・スケジュール

■高卒採用スケジュール(学生側)

2年生 1~3月 三者面談

3年生 4月~ 就職説明会開始

3年生 7~8月 求人票解禁、職場見学等実施

3年生 9月 採用選考開始

3年生 9月後半~11月中旬 二次募集期間

 

■高卒採用スケジュール(企業側)

【1月~3月】

学生にとって準備期間であるこの時期に自社のWEBサイト、採用サイトで求人情報を更新しましょう。今の高校生は求人票からの情報だけではなく、WEBサイトからの情報も採用活動の参考にする学生が増えています。そのため、求人票だけではなくWEBサイトにも最新の採用情報を更新しておきましょう。

【4月~5月】

求人票は7月1日から公開することができるため、それまでに求人票を準備しておきましょう。ターゲットとしている学校にあいさつ回りをすることも大変重要となってくるので、この期間中に済ませておきましょう。また、進路指導担当が変わっている場合もあるため、学校訪問は必ず毎年行うようにしましょう。学校訪問では求人票だけでは分からない自社の特徴や情報を伝える必要があるため、会社情報を掲載したパンフレットを持参することがポイントです。定期的に学校の先生と接触を行うことで、先生から生徒に自社の情報が伝わりやすくなり、職場見学やインターンのやり方なども説明してくれるかもしれません。

【6月~7月】

6月1日にはハローワークへの求人申し込みが可能となり、7月1日には求人票を管轄のハローワークにて受け取りが可能となります。求人票を受け取り後、高校へ郵送、または学校訪問で渡すことで高校生へ情報が開示となります。ここで注意が必要なのが、6月20日ごろまでに求人申し込みをハローワークへ提出しないと7月1日に受理できない可能性が出てくるため、初動を遅らせないように前倒しでアクションをかけていきましょう。

【9〜11月】

選考期間です。選考がが終わり、内定を出した生徒には入社までこまめに連絡を取り合うようにしましょう。手紙やメールなどで内定確認の連絡や入社手続きのやり取りを手厚く行うことがポイントです。

3.高卒採用の独自ルール

■1人1社制

学校斡旋を利用する場合、学生は応募後選考結果が決まらない限り別の企業への応募ができないといった制度です。大卒、中途のように一度に複数企業の応募ができない為、学生は複数の企業を見比べて判断することができず、結果早期離職につながるといったケースも少なくありません。

 

■ハローワークへの登録が必要

学校斡旋を利用する場合はハローワークに高卒新卒専門の求人票を登録することが必要です。

 

■生徒との直接連絡の禁止

学校生活に専念できるよう、面接日程調整や合否連絡等は学校を通して連絡する必要があります。

 

■書類選考の禁止

高卒採用では書類のみの選考は原則禁止されています。必ず面接等を実施し選考するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?未成年ということから様々なルールによって守られている高卒採用。大卒、中途と違い気を付けなければいけない点は多いと思います。しっかりとルールを理解し、優秀な人材を確保してください。

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