香川県 就職市場の動向(香川労働局より)
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香川県の雇用情勢動向について毎月香川労働局がまとめたデータをもとに、香川県の最新求人情報をお伝えします。
1.労働市場概要
・有効求人倍率52 倍(前月より 0.03 ポイント低下)全国 14 位
1月の香川県の有効求人倍率は、1.52 倍(全国 14 位)と前月より 0.03 ポイント低下。
平成 23 年 8 月以降、138 か月連続で 1 倍台となっています。
新規求人は、産業別では、情報通信業、鉱業,採石業,砂利採取業、宿泊業,飲食サービス業、教育,学習支援業等で増加し、
サービス業(他に分類されないもの)、建設業、複合サービス事業等で減少となり、全体で 2.3%減と 22 か月ぶりに減少しました。
有効求人は、1.3%増と 21 か月連続で増加しました。
公共職業安定所別の有効求人倍率(原数値)は、高松 1.73 倍、丸亀 1.42 倍、坂出 1.96 倍、 観音寺 2.18 倍、さぬき 1.32 倍、土庄 1.61 倍でした。
正社員の有効求人倍率(原数値で前年同月比)は、1.27 倍と 0.03 ポイント低下。正社員の新規求人は 1.8%減、非正社員の新規求人は 2.7%減となったことから、新規求人に占める正社員求人の割合は 42.4%と前年同月より 0.2 ポイント上昇しました。
このことから、香川県の雇用情勢判断は「持ち直している」と判断されました。
2.求人の動向
■求人の動向 新規求人数 10,294 人(前年同月比 2.3%減少)
パ-トを含む新規求人は、前年同月比 2.3%減と 22 か月ぶりに減少。
産業別では、建設業(18.5%減)、製造業(8.9%減)、情報通信業(65.4%増)、運輸業,郵便業(0.5% 減)、卸売業,小売業(4.9%増)、宿泊業,飲食サ-ビス業(39.3%増)、生活関連サ-ビス業, 娯楽業(5.4%増)、医療,福祉(5.5%減)、サ-ビス業(30.0%減)。
■求職の動向 新規求職者数 4,011 人(前年同月比 1.8%増加)
パ-トを含む新規求職者は、前年同月比 1.8%増と 4 か月ぶりに増加。
うち、一般求職者は 0.4%増と 2 か月ぶりに増加、パ-ト求職者は 4.2%増と 2 か月連続で増加。
○建設業
充足や募集時期のずれのほか、採用数の見直しによる減少がありました。人手不足が続く中で、応募がないことから条件の見直し等のため求人提出に至らないケースが見られました。
○製造業
食料・プラスチック製品、はん用機械器具の製造業等で減少しました。プラスチック製品製造業では、原材料価格の高騰に加えて電気料金の高騰が要因とみられる減少がありました。
○情報通信業
無人航空機を活用した事業サービスを行っている事業所からの増員の求人が出されていることが、増加要因となりました。
○運輸業/郵便業
旅行客が増加傾向にあることを受けて旅客運送業では増加したものの、貨物運送業や運輸附帯サービス業で募集時期のずれ等による減少があり、全体として小幅な減少でした。
○卸売業/小売業
小売業を中心に人手不足は続いています。生活雑貨店(フランチャイズ経営)の新規出店(県外)による求人のほか、人員不足による増員求人も複数出されたことが増加要因となりました。
○宿泊業/飲食サ-ビス業
旅行客の増加から人手不足感が高まっている宿泊業が増加。飲食業でも、フラ ンチャイズ経営の学習塾が多数の求人を更新したほか、新規出店に伴う求人が複数あったため増加。
○生活関連サ-ビス業/娯楽業
多店舗経営のクリーニング店が、求人募集時期のずれから増加したのをはじめ、洗濯業を中心に増加。
○医療/福祉
募集時期のずれ等のため福祉・介護で減少するも、コロナの影響から応募を敬遠される人手不足が続くケースも出るなど、人手不足感は変わりません。
○サービス業
労働者派遣業で、前年は、瀬戸内国際芸術祭の春会期に向けた短期求人や物流倉庫の新規稼働に伴うピッキング作業等の派遣求人が大量に出されたことが影響して、大きく減少。
○公務・その他
前月に続き、令和5年4月から地方自治体等に雇用される会計年度任用職員の求人が多く出されたことが、増加要因となりました。
3.まとめ
いかがだったでしょうか?
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